アユタヤ_ワット・プラ・マハタートアユタヤ_ワット・プラ・マハタート_story(430) 2006.3.2かんかん照りのなかをふーふー言いながら遺跡群を歩き回っています。 アユタヤはタイで4箇所ある世界遺産 (1.古代都市スコタイと周辺の古代都市群:文化遺産)、 (2.古代都市アユタヤと周辺の古代都市群:文化遺産)、 (3.トゥンヤイ・ファイ・カ・ケン野生生物保護区:自然遺産)、 (4.ハン・チアンの古代遺跡:文化遺産)のうちの一つです。 アユタヤについては3/1の日記も参照ください。 島のように四方を川でかこまれた横1.5km、縦800mくらいの矩形をした島に遺跡が固まっています。 着飾った象に乗って遺跡めぐりをする人も多く、高い背中からのんびり眺めるのも気持ちよいものです。 ワット・プラ・マハタート(Wat Phra Mahathat)・・14世紀建立の寺院(ワット・プラ・シー・サンペットと並び重要とされている寺院です。1374年ボロムラーチャー1世により建築が始められ、2代王ラームスエン王(在位1369~70)の時代に完成しました。またの説として、1374年に3代王ボロムラーチャー1世(在位1370~88)が建立したとする説があります。) 1767年、ビルマ軍侵攻で壊滅し、全ての仏像の頭部が破壊されてしまいました。庭に落としていった一つの仏頭が木の根にからまり、完全に木の一部となっています。高さ40cmくらいの箇所にすこやかな顔をこちらに向けています。実に不思議な光景です。 人物を入れて撮影する場合はこの仏頭より高くならないようにしゃがむように言われました。 また、頭を後された仏像でも、祈りの対象になっているとの注意などがありました。 ワット・プラ・マハタートに隣接して北側にワット・ラーチャブナラ( Wat Ratchaburana )があり、礼拝堂のタイ最古の壁画があります。 ワット・プラ・マハタート(Wat Phra Mahathat) 絵はワット・プラ・マハタート(Wat Phra Mahathat)(北320° am11:50)を描いたものです。 クメール様式の仏塔です。傾いた仏塔もあり、歴史を感じます。 裏のほうには、高さ44mだったといわれる仏塔の大きな跡がありました。1911年に崩れましたが、1956年に地下から仏像や宝飾品が発見され、現在チャオ・サン・プラヤー国立博物館に展示されています。 すごい写真を見つけました。 写真は、上の絵の左側にある木の根元です。 出展: 木の根っこに取り込まれた仏像 |